今もなお、多くのホタルが生息する岡山県真庭市。
6月を迎えると、河川ではホタルが悠々と飛び交っています。
人と自然が共存した地域ではかつて、ホタルの鑑賞用に藁(わら)を使った「ホタルカゴ」を作っていました。
真庭市で「わら細工」に出会い、独学で制作する「わらじあーむ。」の慈観雅之さんを 講師にお招きし、稲わらで作る「オーナメント」のワークショップを開催いたします。
雑貨としてお使いいただけるのはもちろんのこと、イベント同日に開催される同じ真庭市の木工職人 「木工房もものたね」のワークショップで作れる「クリスマスツリー」のオーナメントとしてもお使いいただけます。
コミュニティパークでは初開催となる「わらじあーむ。」のワークショップです。
ご家族やご友人をお誘いの上、是非ご参加ください!
※GREENable(グリーナブル)は、岡山県真庭市と阪急阪神百貨店の連携によって生まれた、 商品、サービス、体験を通じて「人と自然が共生する持続可能なライフスタイル」を提案するコミュニティブランドです。
木工房もものたねさんのイベントはこちらから → 親子で作って楽しむ木製「クリスマスツリー」
【わらじあーむ。】
人と自然をつなぐ存在として 真庭市の美甘地区、谷あいの辺境にある工房「わらじあーむ。」を営む、わら細工作家の慈観雅之は大量生産、大量消費の暮らしに疑問を抱き、東京から真庭市への移住を決意。
地元の人たちから暮らしの知恵を学ぶなかで、稲わらなど豊かな自然資源に出会いました。
稲わらは麦と違い、しなやかさが特徴。
「わらじあーむ。」では、わら細工のためだけに育てた青刈りのものではなく、真庭市蒜山で無農薬米を育てている農家から直接仕入れたものを使っています。
無骨ながら味わい深く、わらが本来持つ自然に負荷をかけない循環を大切にしています。
わらは燃やせるうえ、土にも還る素材です。
手間を惜しまず、古くからの技法でわらを余すところなく使いながら、ありのままの自然資源の個性を活かし、しめ飾りやほたるかご(ホタルを入れる鑑賞用のかご)などをつくっています。
