写真：熟練の技がきらりと光るパイ職人さん 

スタッフ全員が家族のようにアットホームな「ブロックレビーズ・パイ」。ポークパイの実演も見せてくださるサービスぶり。 心のこもった温かいおもてなしに感動でした。 

※「英国フェア2023」でポークパイの販売はございません。

写真：ポークパイの実演をしてくれたクレアさん。

クレアさんはこの土地の出身ではありませんが、パイに恋をしてここに住み始めたそうです。 馴染みのない土地に来たときも、パイがあったから楽しく乗り越えられた、とおっしゃってました。 

この「ブロックレビーズ・パイ」は、たくさんの賞を受賞してきました。その証がこの数々の賞状。 その実績に驕らずとても優しく親切にご案内下さり、日本にも興味を持ってくださいました。 

写真：今までの受賞の軌跡

いよいよ、2023年の英国で一番美味しいパイという評価だった「スモールモー&ブルー（牛肉とブルーチーズのパイ）」を試食させていただく時間がやってまいりました。 

今回シュープリームチャンピオンに選ばれた「ブロックレビーズ・パイ」の「スモールモー&ブルー（牛肉とブルーチーズのパイ）」は、牛肉とスティルトンチーズを組み合わせたパイです。

この地域はスティルトンチーズ（ブルーチーズ）の産地としても有名です。同じ地域で生産された食材同士なので美味しくなるのは自然なことなのかもしれません。

 

写真：レースのクロスを敷いたテーブルに用意してくださった試食用のパイと紅茶 

試食のために用意してくださっていたのがこのお部屋。 テーブルには紅茶が準備されていました。 

私はパイと紅茶はとてもよく合うと常々思っていたので、それを証明してくださったかのようなおもてなし。 

何気なく置かれているカップ&ソーサーとティーポットに英国らしさを感じます。

写真：パイ作りの責任者でもあるカシアさん（右） 

早速パイを食べてみると、柔らかい牛肉と混ざり合うスティルトンチーズが、とても美味しいハーモニーを奏でていて、口に入れるとほろっとする香ばしいパイ生地とのバランスもバッチリで美味しい。 2023年の英国人が認めた最高のパイの味に感動しました。 

写真：パイアワードを受賞した「スモールモー&ブルー（牛肉とブルーチーズのパイ）」 

クレアさんが受賞パイの「スモールモー&ブルー（牛肉とブルーチーズのパイ）」をお土産にくださったので、家に帰ってオーブンで温め直して翌日のランチにいただきました。 

写真：お土産にいただいた受賞パイ

家のオーブンで温め直しても、出来立てと同じぐらい美味しい。 パイだけで食べるのも良いのですが、英国のパブではマッシュポテトやチップス（ポテトフライ）と温野菜を添えて提供されます。（温野菜がない場合もあります。） 

写真：パブスタイルをお家で再現したワンプレート（写真は英国で試食したパイのため、英国フェア2023での販売サイズと異なります。あらかじめご了承ください。）

パイだけだとスナック的な印象ですが、このようなワンプレートにすれば食事として家族で美味しく召し上がることができます。 

この2023年パイアワードシュープリームチャンピオンの「スモールモー&ブルー（牛肉とブルーチーズのパイ）」を今年の阪急うめだ本店「英国フェア2023」で販売することが決定しました。 

他にも、「チーズ&ポテトパイ」「ビーフミンス&チェダーチーズパイ」を合わせて全部で3種のパイを販売させていただく予定です。 この美味しさをお届けできることが何よりも嬉しいです。 

「ブロックレビーズ・パイ」からは、カシアさんが来日してくださいます。そして私もパイを作るお手伝いをさせていただくために日本へ伺うことになっています。 

写真：シュープリームチャンピオン受賞の「ブロックレビーズ・パイ」の皆様と一緒に。

英国のビールやりんごのお酒のサイダー、英国紅茶にもよく合う3種のパイをたくさんの皆様に召し上がっていただきたいと心から願っています。 

阪急「英国フェア2023」でお目にかかれる日を楽しみにしています。

※「ブロックレビーズ・パイ（Brocklebyʼs Pies）」は「英国フェア2023」に出展いたします。

阪急うめだ本店：10月11日(水)～23日(月)　9階 催場　※10月17日(火)と最終日は午後6時終了

カシア・シュミット、エリオットゆかり来日（都合により、不在の場合もございます。）

<エリオットゆかり　プロフィール紹介>

2000年に渡英しケータリングビジネスを立ち上げる。

駐日英国大使館 「Food is GREAT: A Taste of Britain 」にて現地の食についてコラムやレシピを寄稿。

ダルメイン世界マーマレードアワードにて3年連続でブロンズ賞受賞。（2021年・2022年：柑橘系部門、2023年：サヴィルオレンジ部門）

2022年British Pie Awards 審査員。

著書に「本当は美味しいイギリス料理」（主婦の友社）、「絶品パイ料理」（グラッフィク社）の監修など。

「イギリス流・上質な暮らしと食卓」をテーマに企業とのコラボレーションや、ブログ・SNSにて英国の食やライフスタイルを発信中！