テイラーズ・オブ・ハロゲイトが販売しているヨークシャーティーは英国でも良く売れており、市場の28％を占めています。

2005年からは、「リトル・アーン」というキャンペーンカーが登場し、国中を周って美味しいお茶を提供しています。（※アーン（urn）とは蛇口付きの湯沸かし器のこと。）

ヨークシャーティーの歴史は1886年にさかのぼります。

チャールズ・エドワード・テイラーは二人の息子と共に地元のヨークシャー（※イングランド北部の地方）で、その土地の水に合った良質のお茶とコーヒーを提供するために「C・E・Taylors＆Sons」を設立しました。

そして1896年にはロンドン食品見本市で金賞を獲得します。

その後、ヨークシャーの様々な町にキオスクをオープンしましたが、その本店となったのが、スパや観光で有名なハロゲイトにあるパーラメント通りの一番地です。

「C・E・Taylors &Sons」は1962年に地元のティーショップである「ベティス」と同グループになりました。前述したパーラメント通りの一番地が、現在はベティスのティールームになっています。